とにゃ〜!今月の映画の感想のお時間がやってまいりました。
今回もはりきって参りましょう〜!

シン・仮面ライダー

庵野秀明監督のシン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースの最新作。
初代の仮面ライダーを現代の作品として再構築といった感じの作品だったけれど、ゴジラからウルトラマンを経て仮面ライダーと、順を追って難解になっていったというか、エヴァに近づいていった気がした。
つまり、シン・仮面ライダーは難しかった。子供向けでもないし、万人向けでもない。
ヒーローという文脈の中にある怖さとか気持ち悪さとか異質で不気味な、他の作品では描かれないような一面が描かれていたように思う。
決して見やすい映画ではなかったけれど、詰まっているものは多く、刺さる人には深く刺さる映画だとは思った。
個人的にはゴジラくらいのほうが見やすくて好きかな。
★★★☆☆

プラダを着た悪魔

主役の一人、ミランダ役には先日見たマダム・フローレンスのメリル・ストリープ。今作では毅然とした仕事人で隙を感じさせない演技が素敵だった。
話の流れもさることながら、物語のまとめかたがとても良くて、鑑賞後感の良い映画だった。
アニメもしかりだけれど、仕事ものの話は好きらしい。
アン・ハサウェイ演じる主人公アンドレアの変わりようも魅力で、ファッションを見ているだけでも面白さを感じられる内容だった。
原作もベストセラー小説のようなので、そのうち時間があったら読んでみても面白いかもしれない。
★★★★☆

グランド・イリュージョン

原題: Now you see me
4人のマジシャンが華麗なトリックで盗みをする話。
系統的にはオーシャンズが近いかな?マジシャンが題材になっているのもあって、終始ショーのように見れて面白かった。
トリックを駆使して盗みを行うので、推理小説のように推理しながら楽しむのもまた一興。
視覚的にも、演出的にも、物語的にも、見ていてワクワクする良い映画だった。
2作目もすでに配信中で3作目も製作中らしいので、3の公開前に2を見ておこうと思う。
★★★★☆