とにゃ~!キッドです。
今回は迷宮都市ヴェネツィア篇と銘打ちまして、ヴェネツィアの町並みの話をしていきたいと思います。といっても幅が広すぎるので、今回のテーマは場所の名前です。

ヴェネツィアで見られる「場所」の名前

道の名前

CALLE

街の中で一番多いのがこのカッレ。両側を建物で挟まれた小道というような印象の道です。

RAMO

カッレから枝分かれした道をラーモといいます。行き止まりも多く、この街を迷宮に仕立てあげててくれます。

SALIZADA

サリッザーダはメインストリート。方言でサリーズィとよばれる石でもともと舗装されていたのが由来だそう。

RUGA

さらに広くて両側に店が並ぶような道はルーガといいます。

RIO TERRA

リオテッラは、以前運河だった場所を埋め立ててできた道です。

SOTOPRTEGO

ソットポルテゴは建物の下を通るトンネル、といった意味です。建物同士の間だったり、運河沿いの道に建物の2階部分が張り出していてその下を通る道だったりします。

FONDAMENTA

運河沿いの道、という意味なのがこのフォンダメンタ。新しい地区なんかはこのフォンダメンタが多くて歩きやすいです。

RIVA

リヴァはフォンダメンタよりさらに広く大きな船が停泊できる道。

PONTE

ポンテは橋。小さな島の寄せ集めでできているヴェネツィアなので、とてもたくさんの橋があります。

広場の名前

CAMPO

道がカッレなら広場はカンポが主役。一つの地区に一つのカンポと教会、というのがこの街の伝統的なスタイルみたいです。ちなみに元の言葉の意味は田畑だそう。

CAMPIELLO

カンピエッロは小さなカンポ。

PIAZZA

本来広場、という意味の単語はこのピアッツァ。ヴェネツィアではサンマルコ広場にしか使いません。昔から特別な場所だったんですね。

PIAZZETTA

ピアッツェッタは小広場という意味ですが、こちらもサンマルコ広場の海側の小広場にしか使いません。

PIAZZALE

これも広場という意味なんですが、こちらはローマ広場を指すときに使います。

運河の名前

CANAL

大運河のこと。カナル・グランデのカナル。

RIO

街中にある小運河のこと。ほぼすべてこれ。

まとめ

と、色々上げてみましたが、どうでしょうか。
実はヴェネツィアの道や広場にはどこも名前がついていて、その標識があるんです。
長靴カッレや殺人者カッレ、バラのカッレなどなど。
街を歩くときに気にしてみると、ちょっと楽しくなるかもしれませんね。